change_org 電子署名
2022年10月13日、中央社会保障推進協議会や全労連などの諸団体でつくるマイナンバー制度反対連絡会は、河野太郎デジタル相が会見で、2024年度秋に現在の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化する方針を表明したことを受け、ネットで「保険証を廃止して、マイナンバーカードに一本化することに反対する緊急署名」を開始しました。
現行の健康保険証の廃止は実質的なカードの義務化につながります。マイナンバー法(行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律)は、17条で住民の申請にもとづきカードを交付すると「任意取得の原則」を定めています。現行法に反するものです。
署名を呼びかけた連絡会事務局の原英彦(全労連・社会運動局長)は、「マイナンバーカード取得は法律で任意となっています。河野氏の発言は原則義務化を強調し、反発する世論を抑え込むようなものでした。個人情報の保護の重要性を発信していきたい」と話しています。