コロナウイルスに負けるな。八王子市に要請書を提出

 八王子労連も参加する、八王子社会保障推進協議会は4月28日、八王子市に対して「新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「国民健康保険税の引き下げと新型コロナウイルスに感染した被用者に対する傷病手当金支給を求める緊急要望書」を提出します。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、国民健康保険税の引き下げと新型コロナウイルスに感染した被用者に対する傷病手当金支給を求める緊急要望書

八王子市長 石森孝志  様
2020年4月28日
八王子社会保障推進協議会 会 長   上 原 弘 夫
住所:八王子市追分町6-14 フォーラムはちおうじ3F 電話:042-623-8046

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、国民健康保険税の引き下げと新型コロナウイルスに感染した被用者に対する傷病手当金支給を求める緊急要望書

拝啓 貴台におかれましては、ますますご清栄のことと存じます。日頃より八王子市民の健康と福祉を守る活動に敬意を表します。また、今般の新型コロナウイルス感染症に対するご尽力にも合わせて感謝申し上げます。

私ども八王子社会保障推進協議会は、国民健康保険や医療・福祉の改善のための運動をすすめている団体です。

今般、新型コロナウイルスの大流行による緊急事態宣言が出されましたが、いまだその終息に向けての道筋は明らかではなく、多くの市民が疲弊する状況が広がりつつあります。

国民健康保険加入の世帯は、この間の八王子市における連続の国民健康保険税引き上げの中で、2020年度の保険税は、所得割率が9.9%に引き上げられました。また、均等割額は、59,000円に引き上げられ、支払いできない世帯の急増が危惧されています。

このような状況の中で、国民健康保険加入者が安心して受診することができ、また、新型コロナウイルス感染者の療養や対策を保障するために下記の2項目を緊急要望書として提出いたします。

1.市の一般財源からの国民健康保険への繰り入れで、国保税の引き上げを中止し、2019年度と同額に戻すことを要望します。

いま、コロナウイルスの感染拡大による外出自粛・営業停止要請など市民生活への大打撃のもとで、多くの市民が苦しんでいます。

 八王子市近隣の立川市では今年3月市議会において国保税を昨年度から2,804円引き上げる条例を可決していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、市の財政から昨年と同額の繰り入れを行う条例を専決処分し、保険税を据え置きしました。

 八王子市の感染者数は、日を追うごとに増えており、さらなる感染拡大が懸念されます。このような状況の下で、多くの国民健康保険加入者が安心して医療機関を受診できるよう、国民健康保険税の値上げを中止するよう求めます。

2.新型コロナウイルス対策として国民健康保険に傷病手当金の支給を求めることを要望します。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急対策の一つとして、国民健康保険財政から傷病手当金を支給することが打ち出されました。
 感染した被用者(事業者に雇用されている人)が安心して休める環境を整備し、さらなる感染拡大の防止という観点からも大きな意味があります。
 会社員が加入する健康保険には傷病手当金はありますが、国民健康保険にはありませんでした。今回、国民健康保険に傷病手当金の支給要件を設けるためには、市町村の条例改正が必要です。
 新型コロナウイルス感染者などに支給する際、国の財政支援が受けられることは、国から都道府県を通じて市町村へ周知されています。
 この間の国会での議論のなかで、対象拡大を迫った議員の質問に対し、厚生労働省は、「(支給対象の拡大も)市町村長の判断で可能」と答弁し、支援対象者を被用者以外にも広げる可能性があることを認めました。
 個人事業主や家族専従者も新型コロナウイルスに感染した場合、安心して休める保障として、傷病手当金の支給がなされるよう、要望致します。

 以  上