先生が足りない 八王子市 教育委員会に要請
東京都教職員組合 八王子支部
5月17日、都教組八王子支部は、八王子市教育委員会教育長、教育指導課長、教育委員会宛で、『「教員不足」にたいして、重ねて適切な対応をお願いします。』という要望書を提出しました。
2023年4月 新学期を迎えて 実情
出産前後の休業、育児休業、病気休職、そう言った事情で休む先生の代わりが来ない。すぐに、どころかもう3月まで来ない、ということが昨年度、複数の職場で立て続けに起きました。
小学校で担任が不在で他クラスの教員や管理職、特別支援担当が手分けして受け持つ。中学では技術科の先生は特に足りず、専任の先生で、自分の学校で担任もやっている方が週に1回別の学校に行く。こうしたことも起きました。
これが、今年は年度初めから起きています。先生が足りないので3クラス合同の授業というケースもあります。
今、いくつかの職場では、毎日ものすごく無理をして何とかしている状況で、いずれさらに倒れる人が出て、その代わりはいないので、もっと深刻な事態になるのが心配です。
先生を増やすことができるのは東京都と国です。教育予算をしっかり確保して、先生の数を増やしてほしい。
今、目の前の学校の危機を克服するために、あきらめず、声を上げ続けていきたいと思います。みなさんのご協力お願いします